オカメインコ・メスの発情期の行動と抑制方法を知って長生きさせよう!!
- メスの発情行動はこれ!
- ぽんずの発情動画
- 発情抑制のポイント6つ
- おもちゃの撤去
- ご飯の量を減らす
- 適度なを与える
- 日照時間を短くする
- 放鳥時間を増やす
- 巣箱禁止
- 発情したときの注意点
オカメインコ・メスの発情行動はこれ!
まず最初に感じるのは
「なんかいつもと様子が違うな」
「なんだか目がトロンとしている」
という様子です。そこから注意深く観察していると
「お尻を高く上げてすり寄ってくる」
「キュキュキュ…」と短く高い声で鳴く(普段しない鳴き方なのですぐわかると思います!)
「プルプル震えている」
「少し脇を開いている」(オスの発情行動「アジの開き」のような感じ)
実際の発情時の動画です↓
これが私が実際にぽんずの発情行動を見た時に感じた特徴です!!私自身メスの発情行動を生で見るのは初めてだったので「なんか様子がおかしいな。病気?病院連れて行こうかな。」と戸惑いました。
しかし調べてみるとメスの発情行動っぽい?と思い始め、インスタで質問してみたところフォロワー様から「メスの発情行動ですよ!」といくつもコメントで教えていただき確信しました!本当にありがとうございました!
この頃ぽんずは生後5ヶ月半くらい。性別もどちらかわからなかったので、この発情行動でメス確定!!
そこから発情スイッチが入りやすい原因と、抑制のための対策法をたくさん調べました!
発情抑制の方法6つ
おもちゃの撤去
まずはオカメインコが何に発情しているかというポイントです。
飼い主はもちろんのこと、おもちゃ・鏡の中の自分など発情対象はたくさんあります!
発情スイッチが入ってしまうものは基本的に撤去し、発情がおわるまで隠しておきましょう!
ぽんずの場合はお父さんでした。ぽんずはお父さん大好きなんだな〜と思う行動は今までいくつもありましたが、とうとう発情してしまいました。発情をしてすぐケージ内のおもちゃは撤去し、お父さんにも構わないよう我慢してもらいました。
ご飯の量を減らす
これはかなり効果が期待できる方法です!
餌が満足にある=子育てに最適な環境であることが発情を促しますので、まずご飯を減らします。
一般的なご飯の量は「体重の10分の1」といわれています。(例:体重100グラム→餌10グラム)
発情抑制のため、そこから-1グラム・-2グラムぐらいがいいとされています!急激に量を減らすのは良くありませんので、-1グラムから始めるといいですね!
「自分の分で精一杯!」という感覚になれば、自然と発情しなくなるようです。
適度なストレスを与える
こちらは子育てに最適な環境から脱するための方法です!
敵から襲われる心配がない安全な環境=子育てに最適な環境です。
適度なストレスを与えるため、昼間はケージを窓際に移動させましょう。季節や天候にもよりますが、窓を開けて外の空気や音、環境に触れさせてあげます。
車やカラス、散歩中の犬・野良猫などを見て聞いて、たくさん刺激を与えます。さらにエアコンで適温に設定された室内から、外の空気を浴びさせてあげることで「子育てしている場合じゃないぞ。」と思ってくれれば発情がおさまるようです。
外に対してパニックになってしまうような子は、少しずつ慣らしていってあげてくださいね!
日照時間を短くする
子育てに最適な環境は、日照時間が長く温かい時期です!
どうしても飼い主の生活リズムによって日照時間が決まってしまいます。朝おやすみカバーを開けた時間から、夜カバーをかぶせて寝かすまでが日照時間になります。
しかし、ここで問題なのは早い時間にカバーをかぶせれば大丈夫!ではないということ。
どういうことかというと、薄暗い環境は発情を促してしまうようなのです。
カバーをかければ完全に真っ暗になるようなら大丈夫なのですが、カバーをかけても部屋が明るいうちはケージ内は薄暗い状態な場合が多いのです。
その場合は少しケージの位置や部屋、環境改善を考えたほうが良いかもしれません。
日照時間が短くなれば発情抑制にとても効果があるようです。長いお付き合いなので、ぜひ見直しは早め早めにしてみてくださいね。
放鳥時間を長くする
1日のうち長い時間ケージの中でぬくぬくしていれば発情のスイッチが入りやすくなってしまいます。
出来るだけ長い時間放鳥することによって、運動不足の改善にもなります!活発に動き回ることが発情抑制にもなりますので、たくさん飛んだり歩いたりする時間を作ってあげましょう!
お仕事の都合上、1日に最低限の時間しか放鳥する時間がない。という飼い主さんもおられると思いますが、少し早起きをして放鳥時間を作ってあげたり出来る範囲で工夫してあげてくださいね!
巣箱禁止
巣箱は当然ですが禁止です!子育て用の部屋があれば発情スイッチが入るのは当然のこと!
巣箱と同様に、薄暗く狭いところも要注意!何気ない空間でも実は条件が揃っていたりするので気をつけて観察してあげましょう!
さらにケージ内に巣を作れるような床材は使用しないようにします!おがくずや新聞紙などで自分で巣を作ってしまわないよう、床は網にしておくと安心です!
発情した時の注意点
インスタのフォロワー様に1番良く教えていただいたのが
背中は絶対に触らない!!
ということ!交尾のとき、メスの背中にオスが乗るので発情時に背中を触ってしまうと行為を連想させてしまい発情を更に加速させ産卵に繋がるようです!
産卵を繰り返してしまうと、体力消耗だけでなく卵詰まり・カルシウム欠乏症になる可能性が高くなるので出来るだけ産卵させないよう工夫することが大切です!!
産卵は寿命を縮めるといわれていますので、日頃から発情しないような環境づくりが大切ですね!!
いかがでしたか?
大切な家族には長く元気でいてほしいものです。
私達が防いであげられる病気や事故は、しっかり対策してあげるのが飼い主の役目です!
ずっと仲良く暮らしていくためには、私達の努力が必要ですので頑張りましょう!
私もぽんちゃんが幸せに暮らせるよう日々、試行錯誤しながら暮らしていきたいと思います!
オカメインコについては他の記事も是非どうぞ!→(オカメインコ記事一覧)
ありがとうございました!